てぃーだブログ › 光と影 › 反戦運動 › オスプレイ配備反対県民集会の実態  デフォルメ書き起こし

2012年08月25日

オスプレイ配備反対県民集会の実態  デフォルメ書き起こし

スクープ!!衝撃沖縄オスプレイ配備反対県民集会の実態
 デフォルメ書き起こし
職員
取材者
私の解説
と色分けしてありますので動画を再生していただき音声を聞きながら文章を読んでいただけると楽しめるかもしれません。



職員:これはまあ、地元の琉球新報さんのホームページ(?から印刷したもの?)ですけれども、このスペースで、こういった形で無料乗車券がありまして、これで行きについては、はい、あの~各方面からですね片道の運賃については無料ということでさせていただいていますので。はい。
これにつきましてはあの~こういったコピーでも構わないということですので。
そういったものでしたらお渡しする事は可能なんですが。


取材者:いいですか?
えっじゃあ、県外の人間でもこれもらえるんですか?
(解説:旅行客に対して那覇市からの無料バス券がもらえる事に驚いている様子)
職員:そうですね。特に、ハイ。あのー、コピーで。あのー県民大会に参加される方についてということで。はい。
(解説:県民以外でも無料。コピーも可と即答)
取材者:行きも帰りも?
職員:これは行きだけです。行きは。
(解説:このコピーでは「行き」だけが無料であると念入りに説明しようとしている努力が伺えます。帰りの無料券に関してはここでは言及されていません。)
取材者:行きはいいんですか?県外の人間でも?
(那覇市のHPには「那覇市民」と書かれているので、対象者以外でもいいのかと確認しています。)
職員:はい、その~降りられる時にですね、その~乗務員の方にこういうチケットという形になりますので
ああ、これ、コピー。
これはそのまま使って、お持ち帰りいただいてかまいませんので。

(解説:しつこく訊かれても「行きは新聞チラシ、コピー持参であれば無料だよ」と説明しています。)
取材者:あ、そうですか。
あとこれはあれですか。
無料で乗れるというのは、これはあの市の方でお金を出してくれるんですか?
(解説:税金が使われているのかどうか訊いています)
職員:いえ、これはもう、あのーバス業界さんのご好意で、あの~こういった先ほどの新聞のような形でディスプレイ、あの~県民あての方にですね、参加される方については、もう(バス協会さんの)ご好意で、無料ででやりますよということで載っているものですから、はい。
(解説:「行き」に関しては新聞の無料券があれば無料となっている。全額バス協会負担なのかそれとも回収した無料券を清算するのかどうかは不明。沖縄のバス会社は経営状態が良くないので「行きの無料券」だけを考えるとかなり無理がありそう。しかし、市町村がバスをチャーターする事を考えて無料にしているのか?それともマスコミの圧力で無料にせざるを得ないのか?それとも回収した無料券に対してタイムス新報がいくらかの支払いをするのか?いずれにせよ「行きのバス運賃」の捻出方法は不透明ではないか?)
取材者:はあ~
(解説:県外からの参加者に対してまでバスが無料である事に驚いている様子)
職員:まあ実際に、まあその両紙にえ~と琉球新報とタイムスさんという地元の新聞があるんですが。
まあそれで基本的に県民の方にこういったものを使っていただいてきてもらうというふうな。

(解説:不信感を持っているバス無料券に関して納得してもらおうと一所懸命説明しています)
取材者:無料のバス券ってありましたよね。なんか。無料バスも出ているんですか。
職員:えっとですねあの~那覇市の方でですね借り上げのバスの方を用意していたんですが、それについてはもう市民の募集ですべて満杯という状況ですね。
取材者:その市の無料バスというのは何台くらいですか?
職員:全部で、今15台借り上げて750人規模、と一台50人程度となっています。
取材者:けっこういっぱいのられるんですね。なるほどね。
職員:これにつきましては昨日、一昨日くらいであの~はい、決まっている格好です。
取材者:これは市の予算で、借り上げて。
(解説:資金源の確認を質問しています)
職員:そうみたいです。
取材者:なるほどね
でも市の税金で、市民・国民の税金でこういうバスを出すというのはどういう根拠で出るんですか?
(解説:資金源を確認したところで核心にせまります)
職員:まあ、あの~そこらへん、ちょっと、あの~細かいところは。
(解説:痛いところを突いてきた、迂闊な事は話せないなあ。よくわからないからごまかそうという印象)
取材者:本土から来るとこういう事てっほら、やりたくてもてできないじゃないですか。
(解説:政治集会に自治体が全力を挙げるってのは沖縄以外ではやりたくてもできないから、その手口を教えてくださいよ)
職員:そうですね。
(解説:沖縄以外ではできないことだよな)
取材者:政治集会
(解説:県民大会って「政治集会」ですよね)
職員:はい。
(解説:やっぱり政治集会になっちゃうんだね)
取材者:ですよね、
(解説:でしょー、県民大会という名前だけど「政治集会」ですよね)
職員:はい。
(解説:図星です)
取材者:なんだかんだ言っても。
(解説:でしょ、でしょ、行政が政治集会を行っているのはまずいですよね)
職員:はい。
(解説:県民には「政治集会」ということを知られない様に「県民の心」でごまかしているんですよ。バレちゃうので大きな声で言わないでくださいね)
取材者:どういう風にすればできるのかなと。
(解説:で、どうやったら行政が堂々と政治集会を開催できるのか教えてください。)
職員:ああ、具体的には、その~
うちの担当部署の方が平和国際の部署があるもので、そちらの方でということになるかと思いますが、
基本的にはあの~オスプレイの反対についてはですね市長の方からもですね
市としても積極的にこういうものに係りたいという人たちの意思表明をしてそれに基づいてこういった各種補助とか、まあ、これについては過去にも別の県民大会があった時にも似たような形でさせていただいたということもあるものですから。

(解説:那覇市には「平和交流・男女参画室」という部署があり、そこがオスプレイ反対集会に関する那覇市の担当部署となっています。オスプレイに関しては翁長市長も積極的にオスプレイ反対派と共に行動をおこして、秋に行われる那覇市長選挙での票獲得に繋げたいという思いがあります。今までもこのような「県民大会」は「民意という名前を語った『政治集会』なのですが、積極的に参加する事によって政治家としては売名行為(売国行為)が票獲得につながります。また、マスコミに迎合しない行為はたとえ正論であってもマスコミの攻撃対象になり選挙で落選する事につながる為沖縄で政治家が正論を言うのは「自殺行為」なんですよ。)

別シーン

職員:はい、金権になりますので一応ご住所を頂くので、今どちらに滞在ですか。
(解説:行政が政治集会に参加して、しかも市民に対して交通費として税金を使用することはまずいと思うのですが、予算がついているので、それを交付する窓口としては住所氏名の記載をお願いしています。)
取材者:ホテル。
(解説:私たちは那覇市民ではなく本土からオスプレイ反対集会を取材に来ているのですが、バス無料券はもらえますか)
職員:市内のホテル、もしご住所が分からなければこちらにホテルの名前だけでも結構ですので。
書いていただいて、ご参加のかたがたのお名前も一緒に記入いただけますか。

(解説:労働組合から動員をかけられていますので私たちとしては那覇市として参加者名簿に加える事ができますからどこの誰でも名前さえ書いていただければ大丈夫ですよ。皆さんの名前をお願いしますね)
取材者:これ(参加用のリボン)もらえるんですか?
職員:あ、はい
取材者:返さなくていいんですか?
職員:はい、いいです。これ、差し上げます。
(解説:税金で買ったものだし、返されても使い道がありませんから。)
取材者:記念になります。
(解説:オスプレイ反対集会参加品ゲット!)
職員:何名ですか。
取材者:5人ですね。
職員:ちょっと急に今日の午前に台風が発生してですね、今ちょっとあの開催するかどうか実行委員会で話し合ってる最中なんですよ。
もしかしたら中止になるかもしれないです。
ちょっと今後のニュース等の報道に注意していただきたいんですが。

取材者:何の為に来たのか分からないですよね。
職員:(少し笑いながら)本当にそうですよね。
白いの(参加用リボン)こちらに5枚差し上げますね。
それであの~無料券に関しては行きと帰りと、書簡が分かれていまして。
行きのバスはこちらのチケット(新聞広告になっている無料券のコピー)をお使い下さい、帰りのものはチケット(那覇市が予算を組んだ無料券)今差し上げますね。

取材者:親切だなあ、至れり尽くせりですね。
職員:はい。
あの~乗車されたら皆さん乗っているので分かると思うんですけれども、こちらで降りる時に
行きはこちらのチケット(新聞広告になっている無料券のコピー)を運転手さんにお渡しいただいて、帰りはこちら(那覇市が予算を組んだ無料券)を使ってお乗りください。
そしたらバス運賃がすべて補助になりますので。

取材者:ああ、そうですか。この補助というのは市からの補助で?
職員:ああ、市からの補助ですね。
(解説:きちんと予算が下りたものですけどなにか問題でもありますか?)
取材者:ああ、そうですか。
職員:お願いします。
取材者:これはバス会社の?
(解説:行きはバス会社の負担ですか)
職員:これ(行きの無料券)はバス会社から出た補助金で
これ(帰りの無料券)は那覇市から出した補助金です。

取材者:あの、私の地元の方でもこういう運動をやりたいと思うのですけど市の方で予算を出すというのはどういう風にやれば出るものなんですか?これ。
(解説:政治集会に那覇市の予算を支出するのはどうやったのかご存知ですか?)
職員:予算を出す?
取材者:ええ、バスの予算を出すって。本土の方では結構難しいんですよ。
(解説:政治集会に自治体の予算を使用するのは問題があるので本土では困難なのですが、那覇市ではどうやったのかなと思いまして)
職員:あの、自治体の方ですか?
取材者:自治体じゃないのだけれど。仲間がそういうふうにやっているので
職員:これはもう、各。那覇市長が声を上げて市内の首長が、県内の市・町の首長さんが実行委員会を作ったので。あの市を上げてやりますということで予算建てを急に、急いでやった形になりますね。
(解説:翁長那覇市長が声を上げて政治集会を企画して沖縄中の各自治体に参加を呼びかけたんですよ。はじめに声を上げれば実行委員や実行委員長になれますし、マスコミも評価してくれるので秋の那覇市長選挙に立候補を表明している翁長さんとしては保守の振りをしていますが、左翼からの票も期待できます。加えてマスコミを敵にしないことで選挙戦に期待ができます。)
取材者:市議会の人とか?
(解説:市議会も政治集会に対して予算を組む事に賛成したんですか?)
職員:そうそう、議会もそうですね。一緒に実行委員会を立ち上げたので、市で予算をもってやっている。
またもちろんうちだけじゃなくてバス協会さんとかいろんなところから協力を頂いて

(解説:そうです。市長だけでなく市議会も政治集会に対して参加を表明し、予算を組む事に賛成したんですよ。首長も議会も政治集会に参加する事に疑問を持たないだけでなく、積極的に参加表明しています。)
取材者:ごめんなさい、これ法的根拠というものはどういうふうなあれにすればいいのですか。
(解説:行政が政治集会に参加、税金投入するというのは問題ないのでしょうか?)
職員:これはもう民意を反映しているというか、あの~結局あの~オスプレイそのものというよりは市民の安全を守るために、あの~これが那覇市の上空を飛ぶという事に対しては危険だということで判断するというスタンスの元にあの~立ち上がっていますので、はい、あの~。
(解説:民意を反映というよりもマスコミと行政と左翼が一体となって「オスプレイそのものに対してではなく米軍に対して反対する」集会ですね。)
取材者:やっぱりこういう風にバスだそうとするとどうしてもほら、政治集会に市民の税金使うってのは違うんじゃないかと言われるんですよね。
(解説:政治集会に税金を使用するのはおかしいと思いませんか)
職員:まあ、だからどこまでもう解釈だとも思うんですけど。あの~その、もう一番最初のというか、あの~基礎的(?)な部分で安全性に対して皆さんに自信を持って安全だとは言えないので、その安全を守るという意味でちょっと疑問を投げかけるというのが市長のそもそものスタンスなんですね。
(解説:政治集会に税金を使うのはおかしいと思いますが、絶対安全な航空機はありませんが、危険な航空機と言う印象操作を行う事で愚民を政治闘争に駆り出し、税金を投入し、マスコミに迎合する事が票につながるので、秋の選挙に向けて我が身の為には税金だろうが市民だろうが利用できるものは利用するというのが翁長市長のスタンスなんですね。)
沖縄県民は「オスプレイ反対集会」という「政治集会」に「首長」「議会」「行政」が参加してしかも「税金が使われる」という異常な状態に気がつかなければならない。
そしてその事を報道しないばかりか参加を呼びかけるマスコミは異常である。
あたかも米国に対する開戦をあおり続けていた新聞と何が違うのだろうか。
オスプレイ配備反対県民集会の実態  デフォルメ書き起こし
オスプレイ配備反対県民集会の実態  デフォルメ書き起こし
オスプレイ配備反対県民集会の実態  デフォルメ書き起こし
オスプレイ配備反対県民集会の実態  デフォルメ書き起こし
オスプレイ配備反対県民集会の実態  デフォルメ書き起こし
オスプレイ配備反対県民集会の実態  デフォルメ書き起こし
オスプレイ配備反対県民集会の実態  デフォルメ書き起こし


沖縄の出版界から出版を断られた問題の書!
これを読めば、沖縄の見方が変わる!
『沖縄に内なる民主主義はあるか』
オスプレイ配備反対県民集会の実態  デフォルメ書き起こし
著者:又吉康隆
出版社:ヒジャイ出版
定価:税込み1575円
目次
第1章 琉球処分は何を処分したか
第2章 命どぅ宝とソテツ地獄
第3章 県議会事務局の米軍基地全面返還したら9155億5千万円経済効果の試算は真っ赤な嘘
第4章 基地経済と交付金の沖縄経済に占める深刻さ
第5章 普天間飛行場の移設は辺野古しかない
第6章 八重山教科書問題は何が問題だったか

Booksきょうはん、県庁売店、那覇空港売店で好評発売中です。



同じカテゴリー(反戦運動)の記事

Posted by ヒロシ@tida at 03:21

QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 44人
プロフィール
ヒロシ@tida