別のいじめが発覚

ヒロシ@tida

2016年03月16日 21:10

沖縄教育オンブズマンを務める手登根保則さんのFBから

本日、沖縄本島の小学校で起きていた陰湿なイジメが新たに発覚しました。

被害者は小学校4年生の女子児童。
昨年豊見城で自ら命を経った児童と同じ年齢です。
昨年4月、新学期が始まると同時にイジメが始まり
保護者がすぐ気づき学校に相談するも止むことはなかった。
11名の男子児童に死ね、まだ生きているのかという言葉だけでなく、
叩かれる、蹴られるなどの身体的暴力を毎日振るわれたという。
女子児童は精神的に不安定になり、自らの髪をかきむしったり
爪を噛み続けたり、時には彫刻刀を授業中首に当てていたといいます。
それを心配した母親が再三学校に対策を求めるも学校側は
「学校内のことですので学校に任せてください」の一点張り。
そして昨年6月末、窓を閉め切った暑い部屋の中で自らの命を絶とうとした。
彼女は首に紐を巻き付け一生懸命に引っ張っていたところを母親に見つかり病院に搬送された。
幸いにも一命はとりとめたが、その後も学校側はイジメを無くす具体的な対応は取らなかった。
自殺未遂を起こした直後面談した校長先生は母親にこう言い放ったという。
「今まで通り仲良くしてくれれば大丈夫です。」
そして夏休みに入り児童の精神状態は安定したかに見えたが、新学期が始まると熾烈なイジメが待ち受けていた。
その後も彼女は親に迷惑をかけまいと家では笑顔でいたという。
しかしクラスメイトの母親から「お宅の娘さん、クラスでいじめられていますよ」と聞いた母親が彼女にそのことを質すと「誰がそんなことを言ったの」と叫び、狂ったのように暴れだした。
その様子は正気とは思えなかったと、母親は話をしながら涙を流しました。
そして11月、小学校で行われた避難訓練の直前、女子児童は遺書をしたためたのです。
幼い胸の中には、お父さん、お母さんに申し訳ないという気持ちと
ずっといじめられた苦しさ、そしていじめた子らへの恨みが綴られていました。
避難訓練が学校の屋上で行われたのなら、いじめっ子の目の前で飛び降りてやろうと思っていたとのことです。
しかし学校の屋上に上がるような訓練は行われなかった。
そして手紙を見つけた母親は学校を問いただした。
その直後、校長は体調不良を理由に出てこなくなり
任期半ばで他校へ異動となった。
学校が採った処置とは、いじめに関わった児童に反省文を書かせたのみ。
それだけ・・・

峻烈ないじめが続く中
親にも言えず先生も取り合ってくれず
信頼する友人も助けてくれなかった。
そんな彼女が書いた手紙です。

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パパママ〇〇は、もおがっこうで、まいにち(いじめっ子A)(いじめっ子B)(いじめっ子C)(いじめっ子D)ほかにもいるけど(いじめっ子E)
にまいにち学校でいじめられて、くるしいのであいつらがまいにちいう
とんでこいや~とあしげりなどもうげんかいです。
〇〇は、にんぎょうじゃないのに(仲のいい友達)もたすけない。
〇〇をたすけない。
だから、しんでらくになります。
そして、こいつらをうらみます。
(いじめっ子A)(いじめっ子B)(いじめっ子C)(いじめっ子D)(いじめっ子E)
そのほかもぜんいんうだみます。

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私のタイムランを覗き見している教職員たちに告ぐ。
この子の苦しみが判りますか?
ご両親の悲しみが判りますか?
なぜあなた方は幼い命を救おうとしなかったのですか?
どうして問題が発覚したら逃げるのですか?
赤旗を掲げ右拳を振り上げ基地の前で叫ぶことより
子供たちのことが大切ではないのですか?


基地相手ならば勇しいく素早く行動する女性たちが居ますが、いじめ問題になると全然姿が見えないんですよね。


基地問題よりも子供のいじめを何とかする方向に努力してもらったほうがいいのではないでしょうか。

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