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2015年04月12日

日経新聞の情報操作

恐怖新聞

日経新聞に東大の吉川洋教授と京大の藤井聡教授が議論された記事が載っています。
『財政再建、深まる対立  東大教授・吉川洋氏/京大教授・藤井聡氏
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO85253340T00C15A4TY6000/
借金膨張、デフレ病が原因 藤井氏
成長だけでは解決できず 吉川氏

 ――日本のいまの財政…

会員限定記事なのでこれだけしか読めませんが

三橋貴明先生のブログ 新世紀のビッグブラザーズへ
4月8日記事続 ファンタジック・ワールドより
後略部において、吉川教授が、
「日本の国債は日本人が持っているから大丈夫という議論もある。しかし、株式考えれば分かりやすいが、株主が日本人ならば大丈夫なのか。大切なのはファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)で、国債でいえば財政の健全性だ。」

 と、ファンタジック(元本保証がない株式と元本保証がある融資を一緒にしてる・・・)なことを主張したのに対し、藤井先生が、

「借金が深刻かどうかは、借金がどのくらいあるかと一切関係ない。1万円借りるだけで破綻するケースもあれば1兆円でも破綻しないケースもある。重要なのは、きちんと返せるかだ。確かに長期的に財政破綻が起こる懸念はゼロではないが、そのことに過度に引きずられて当面の財政政策を決めるのはいかがなものか。中長期的な議論と向こう3~5年の議論は分けて考える必要がある。」

 と、反論しているシーンがありますが、実は上記の個所で、藤井先生は実際には以下の通り語ったのでございます。

「借金が深刻かどうかは、借金がどのくらいあるかと一切関係ない。1万円借りるだけで破綻するケースもあれば1兆円でも破綻しないケースもある。重要なのは、きちんと返せるかだ。実際、実質破たんしつつあるギリシャと全然違うのは、通貨発行権のある自国通貨での債務かどうかという点だ。所有者が日本人かどうかという以前に、そ国債が円建てかどうかということが破綻リスクを考えるにあたって決定的な意味を持つ。実際、自国通貨建て債券で完全破綻した国家は筆者の知る限り存在しない。破綻論者はいつもそれを無視するし、実際、今、吉川先生もその一点を外して、破綻リスクを論じている。もちろん、日銀がこれ以上、貸せなくなる可能性もゼロではないから、確かに長期的に財政破綻が起こる懸念はゼロではないが、そのことに過度に引きずられて当面の財政政策を決めるのはいかがなものか。まさに、財政ヒポコンデリーだ。中長期的な議論と向こう3~5年の議論は分けて考える必要がある。」

 日本経済新聞の記者は、いわゆる財政破綻論にとって「決定的に致命的」な上記太字の部分を、故意に「落とした」わけでございます。

 ちなみに、わたくしも以前、テレビ朝日の「みのもんたの朝ズバッ!」にVTR出演した際に(小幡氏と対決した番組)、「日本国債は100%自国通貨建てであり、子会社の日本銀行が買い取れば政府の実質的な負債は消滅するため、財政破綻などあり得ない」と語ったのですが、その部分が見事にカットされたという経験を持ちます。

 恐らく、というか間違いなく、財務省及び御用学者たちにとって最も都合が悪いのは、
日本国債は100%自国通貨建てであり、子会社の日本銀行が買い取れば政府の実質的な負債は消滅するため、財政破綻などあり得ない
 という事実が広まることなのでございます。

 というわけで、例により「日銀保有の国債・財融債・国庫短期証券」と「日銀以外保有の国債・財融債・国庫短期証券」のグラフを作成し、政府の借金が実質的にどれだけ減ったか見てみましょう。

日銀保有の国債・財融債・国庫短期証券と、日銀以外保有の国債・財融債・国庫短期証券(単位:億円)
情報ソース:日本銀行「資金循環統計」
国債(日銀保有と日銀以外)20150408
 数字を書いておきますと、一応、政府に返済義務がある「日銀以外保有の国債・財融債・国庫短期証券」の金額は、ピークの12年9月から14年末までに、何と69兆円減りました。日本政府は子会社の日銀に国債を買い取らせることで、二年強で「くにのしゃっきーん」を70兆円近くも(現時点ではもっと)減らしたわけです。


国(政府)の(返済する必要のある)借金が減ることは日本国民にとって嬉しく感じると思うのですが、なぜこのような嬉しい情報を日経新聞は報道しないのでしょうか?
日経新聞といえば経済にとても詳しい情報が載っていると思ってしまいますが、知識が足りないのでしょうか?
どこからか圧力がかかっているのでしょうか?
それとも琉球新報や沖縄タイムスのように「都合の悪いことは報道しない」のでしょうか?

新聞が「あえて」間違った情報を発信すると、それを元に間違った情報を拡散させてしまう危険性がありますね。
慰安婦の強制連行と同様日経新報の「情報ロンダリング」なのかもしれません。

情報ロンダリングは沖縄メディアが日常よく使う方法です
NYTのオオニシ、沖縄タイムスのヘンナなどはバレバレですが
それ以外にも間違った情報を伝えないように私も気をつけていきたいと思います。

昨日のパラオの日本人感情に関してですが、琉球新報の紙面を元にこのようなブログも見られます。
つねひさ和平 の 連帯ブログ日本が3等国として植民地支配したパラオなどの国が「親日国」だと言えるのか?
つながっているこころ 2「軍事」の文字がちらつく。


琉球新報や沖縄タイムスなどは新聞ではなく「情報を操作するための機関紙」と認識するべきではないでしょうか。
赤○や聖○新○よりも注意が必要なのかもしれません。
カレー屋ますみ

毎週木曜日22時からFMラジオ(周波数76.8MHz)FM21で放送されている「わんぬうむい」という番組があります。
電波の届かない地域の方もインターネットで聞くことができます。
stickam http://www.stickam.jp/fm21/stickon#webcam
サイマルラジオhttp://www.simulradio.info/asx/fm21.asx

4月9日放送されたFM21 わんぬうむいです。お時間のございます方はどうぞ。


【沖縄の声】第3回 sacomとボギーの沖縄探訪!沖縄市、うるま市(中城新港地区・浅瀬干潟)編[桜H27/4/10]



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Posted by ヒロシ@tida at 10:34

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