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2011年04月27日

低線量被爆は有益か(その4)

低線量被爆は有益か
低線量被爆は有益か(その2)
低線量被爆は有益か(その3)

公益財団法人 体質研究会
http://www.taishitsu.or.jp/
という名前だけを見るとちょっと???な財団法人の調査研究ですが
高自然放射線地域研究という記事がありまして
http://www.taishitsu.or.jp/genshiryoku/gen-1/1-ko-shizen.html
ラムサール条約で有名なイランのラムサール地方では大地放射線量が平均で10.2mSv/年、最高値で260mSv/年ということが書かれています。
260mSv/年ということは10年で2600mSv(2.6Sv)、20年で5.2Sv、40年で10.4Svになります。

地域における疫学研究では中国広東省陽江で1979年から1998年まで行われた研究分析データが見られます。
インドでもイランでも調査が行われたようですががんの発生率には差はないようです。
ラムサールでのがんによる死亡率が少し高いと記載がありますがそれでも1万人あたり8.3人とあり残念な事に対照地域でのがん死亡率がどのくらいなのか数字が書かれていません。
染色体の変化についても研究が行われたようです、まとめをコピペすると
4.3 まとめ
 最近、大規模な研究が行われ、リンパ球中の転座の頻度ががんや白血病のリスクを反映することが解ってきました。がんや白血病に罹っていない人の血液中のリンパ球を調べ、多くの染色体異常がある人と、あまり無い人に分け、10年後にその人達がどうなったかということが調べられました。その結果、染色体異常の多かった人は、その後、がんや白血病になることが多いことが明らかになり、リンパ球中に出現する染色体異常が健康影響の指標となることが明らかになってきました。人は普通に生活する中で様々な変異原にさらされており、その程度には個人差があります。中国高自然放射線地域住民の場合の様に、普通の環境の3~5倍程度の放射線の被曝による健康影響は、種々の変異原より受ける環境影響の個人差の範囲内であり、この程度の被曝では、がんや白血病や先天異常の有意な増加は、いくら調査人数を増やしても検出できないと予測されます。

(詳しくはリンク先を読んでください。)
狼魔人日記「微量放射能は健康によい!孫正義氏の風評加害」でも書かれていますが宇宙飛行士は地上よりも遥かに多くの放射線を浴びているはずです。
国際宇宙ステーション搭乗宇宙飛行士の被爆線量に骨髄が0.5Sv/年、水晶体が2Sv/年、皮膚が7Sv/年と制限値が書かれています。
マージンもとっていると思うのですがとりあえずはラムサール地方程度の放射線量までは十分許容範囲にあるのでは無いでしょうか。
低線量被爆は有益か(その4)
低線量被爆は有益か(その4)

★講演会のご案内★

沖縄県祖国復帰39周年記念大会
■日時:平成23年5月15日(日) 開演13:30~16:00
■参加費: 500円 学生無料
■会場:  かでな文化センター 嘉手納町嘉手納588
(町役所隣・かでなロータリー内)
■主催: 沖縄県祖国復帰39周年記念大会実行委員会
     実行委員長:中地昌平
■共催、連絡先:日本会議沖縄県本部 那覇市若狭町1-25-1(波の上宮)
      090-1942-1675(仲村)    

プログラム
●第一部: 「今明かされる祖国復帰の真実」
    ※全国の各界代表、県民代表、先島代表ほかより挨拶

●第二部: 「記念講演」
   ★「尖閣諸島・沖縄を守れ」
   講師:青山繁晴 独立総合研究所主席研究員
   ★「日本経済の復興と成長と虚構の中国経済」
   講師:三橋貴明 作家、経済評論家

●第三部: 沖縄祖国復帰記念パレード
       ※希望者のみ   


タグ :低線量被爆

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Posted by ヒロシ@tida at 13:05

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