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2013年05月21日

那覇から普天間に民間空港を移転できないか?

普天間基地跡地利用について勝手に考えた事です。
以前からなんどか、空港機能を普天間に温存しておきたいと書いていましたが
自分が書いていてあれなんですが、うまくまとまらないのですがお暇な方だけどうぞ。

普天間基地は飛行場を擁した480haという広大な土地を使用している。
東京ディズニーランドとディズニーシーをあわせた広さが100haというから、普天間基地の広さが想像できるであろう。
基地返還運動は起こっているが実際に土地を返還されたあと、どのように利用するのか考えているのだろうか。
現在は均一に土地代が入ってくるが、返還されたら公示価格に沿って固定資産税がかかってくる。(現在の固定資産税がどのようになっているのかは知らない)
返還されたらまず測量が入り、地籍が作られるのであろう。
基地が作られる際に整地されてしまったため地割りはかなり難航するのではないだろうか。
地籍が作られた後、公定価格が設定されそれにあわせて固定資産税が決まる。
返還される土地の位置で、その価値が変わってくるわけだが、土地の区分が明確にできないところは少々もめ事になるかもしれない。

返還された土地の利用方法だが個別に考えるとまとまりがつかないのではないだろうか。
「平和公園」などと提案するのはいかがかと思う。
公園はきちんと管理されなければ荒れ地となり、広大な公園になると犯罪の温床となることが予想される。「農地」などという意見もあるが個人とか団体としてかという違いはあるがいずれにしても「そのまま」農地として利用することは困難で土壌改良等が必要であろう。

先日の集会でもそうであったが「国に土地利用計画」を求めるというのであれば全部の土地を一度国に買い取ってもらう必要があるのではないかと強く思う。
宜野湾市が跡地利用計画を立てるにしても地主の意見は尊重すべきだが尊重しすぎると跡地利用計画に時間がかかるばかりではなく下手すると頓挫してしまう事が危惧される。
いずれにしても土地が返還されたときまとまった土地として利用するのか、それとも各個人の土地は各々が利用方法を決めるのか。すでに話し合いは始まっているのだろうか。まだ話し合いすら始まっていないとしたらそれは「返還を希望しない。継続利用を望んでいる。」ということの裏返しではないだろうか。

これだけ広大な土地である、どのような利用方法がいいか?
2011年3月11日の東北大震災では津波で仙台空港が甚大な被害を受けた事を思えば津波に強い空港が沖縄には必要である。
できれば南西諸島のほぼ中央に位置し、面積・人口最大の沖縄本島に津波に対して強い空港が存在してほしい。
画像・動画は津波に襲われた仙台空港です。
那覇から普天間に民間空港を移転できないか?


このような表現をするとアレルギー反応を起こす方々も多いと思うが沖縄本島は「不沈空母」となるべきであろう。
沖縄本島に地震・津波といった災害に強い空港があれば南西諸島全体が災害に強くなる。加えてオスプレイやその民間機仕様のティルト・ローター(パワード・リフト)機が導入されれば災害時の物資輸送、急患搬送等で非常に心強い味方となることは誰でも容易に想像できるはずだ。
そのためには津波被害に耐えられる高台にある普天間空港が最良ではないかと思う。
米軍の基地機能が無くなったあとでも空港としての能力をなくしてしまうことは将来に禍根を残すことにつながる可能性が大きい。

空港としての機能を維持するための選択肢は二つある。
一つは自衛隊那覇基地を普天間へ移設する。
もう一つは民間空港としての機能を那覇から普天間へ移設することである。

自衛隊那覇基地を移設することが手っ取り早いと思うが、軍事に関して全否定するマスコミ・似非平和団体・自治労・日教組・識者等々が賛成するはずが無くかえって彼らに飯の種を与えることになってしまう。

では、那覇の民間空港機能が移転するというのは何か問題があるか?
確かに飛行機の離発着という騒音の問題があるが現状と比較してそれほど問題になることは無いのではないだろうか。

普天間に民間の空港機能が移転してきたときのメリットは?
那覇空港は那覇の端に位置するため中北部から空港へ行く際には市街地である那覇を通過するため、那覇市内から那覇空港へいくのにも時間がかかる。
混雑した時は駐車場の確保等も大変です。
58号線、330号線そして高速道路からの3ルートを作る事が可能。
(民間空港が宜野湾にあれば南部からのルートと中北部からのルートができるため那覇の混雑が緩和できる可能性がある。)
さらにコンベンションセンター等はアクセスが容易となりさらなる活性化が期待できる。
現在のモノレール路線を「新普天間空港」まで延長させてはどうだろうか。余裕があればコンベンションセンターまで延長させるとさらに利便性が増すだろう。

現状の滑走路2700m1本を出来れば3000m 2本に増やせると理想的ですが、、、

いずれにしても日本の法律に則って空港として活用するのであれば航空法を厳重に適応して、滑走路周辺の安全域を十分確保したい所です。
もちろん周辺での凧揚げ等は厳禁です。

那覇空港自衛隊専用として使うことができればスクランブル対応がより迅速に行うことができる。(現状では民間機の離発着のタイミングを考慮せざるを得ない)
たとえるなら「110番や119番」に電話をかけ警察や救急・消防に出動依頼したが警察署や消防署前で路上駐車や渋滞があって出動できない。現場近くの路上駐車のため現場到着が遅れることを考えていただければ小学生でも理解できるであろう。(実際に近所でボヤ騒ぎがあったとき、路上駐車のため消防車が近くまできたが消火活動を行うのに時間を要したケース、
スクランブル発進の遅れが防衛体制の遅れにつながる事は容易に想像できる。国境に近い離島においてはそれだけ脅威にさらされることになるので広い範囲の空を護っている自衛隊には民間機に気兼ねなく防空任務に当たる事が出来る。
(那覇空港滑走路が2本になればさらに運用がしやすくなる。自衛隊専用とするのであればそれほど沖合へ展開しなくても良さそうだが)

勝手に考えているだけなので費用をどうするのかとか、土地の問題とか、工期とか色々ありますが
まあ、こんな意見もありますよということで、、、
私的には良い案じゃないかな〜なんて思いますが
みんなで壮大な跡地利用計画を立ててみてはいかがでしょうか。


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Posted by ヒロシ@tida at 17:50
この記事へのコメント
沖縄県はすみやかに基地を辺野古に移転させて、普天間に付いては、国との協議で税制特区にして本土の輸出企業(たとえば自動車等)を誘致してはどうかと思いますね。雇用と税収で沖縄に貢献できます。政府の方針は普天間の固定化は避けます。このまま無策状態で辺野古に移転されたら大変な事になりますから、沖縄県も現実路線に帰るべきでしょう。

もともと、沖縄本島、離島などは、本土からの補助金(農業、他)で経済がなりたっており、今の姿勢は本土から見たらたかりのように見えて虫唾が走ります。(失礼)
Posted by のりた at 2013年05月23日 09:08
沖縄経済にはいろいろと問題が山積しています。離島の問題(国土、農業、空港、漁港などのインフラ等)はほとんどが赤字で本土に依存していますが、今回はおいといて。

追記として、名護の衰退は目に余ります。名護に第二飛行場を建設したらと思うし、単線で良いので、那覇と名護間に鉄道を建設すれば沖縄も発展すると思います。

そのためには、反対して物事が進まず、一時金をせしめるよりは、日本政府と共同して沖縄住民の事を考えたらと思います。
Posted by のりた at 2013年05月25日 10:05
沖縄タイムの記事ですが、沖縄県の調査で、那覇空港から名護市までの鉄道を設置した場合の試算が出ていました。国が建設費の全額(5600億円)を出して、運営は地元が行えれば黒字になるとの皮算用になっている。その中には普天間飛行場が返還を見据えて跡地を通過するとの事でした。

言葉が適切ではないですが、沖縄県庁と沖縄の新聞は狂っているとしか思えないですね。(過激な発言で失礼)

このまま辺野古に移転が進まなければ普天間に固定化されます。今まで国に反対ばっかりしていた沖縄県に対して、本土の国民感情から全額出すなんて事は夢物語だと思います。

沖縄県庁は現実を見据えて、国と協議しながら現実的な対応をするなら、沖縄振興の意味合いで一部資金の拠出は可能だと思いますね。


今は尖閣諸島が中国に狙われているのに、記事は興味がなさそうな書き方で、信じられないマスコミです。
本土のマスコミも似たり寄ったりですが、このたび八重山日報の記事が時々、産経新聞に載るようになりました。八重山地方の事が本土の人にも少しでも判るので朗報だと思いました。
Posted by のりた at 2013年06月08日 09:31

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