てぃーだブログ › 光と影 › 雑記 › 今回の地震と津波が沖縄でおこっていたら

2011年03月16日

今回の地震と津波が沖縄でおこっていたら

地震と津波に加え原発まで被災してしまった今回の震災ですが未だに多くの方々の安否が確認できません。

今回の震災がもし沖縄で起こっていたらどうなったでしょう?
県外から陸路で入れない沖縄ですから援助隊は海と空から来るしかありません。
津波のあるときには船が出せません。
仙台空港のように海に近い空港は津波に対して脆弱であることが示されました。
那覇空港は大丈夫でしょうか?
沖合に展開するようですが那覇空港が使えなくなったときのことを事を本気で考える必要があると思います。
残された滑走路は嘉手納と普天間。
嘉手納は海面よりわずかに高い位置にありますが津波の規模によってはダメージを受けそうです。

普天間基地が最も津波に強い位置にあります。
辺野古へ滑走路が造られていたら、、、津波には弱そうですね。

物資の大量輸送を効率よくするには海上輸送がもっとも適している事に異論はないと思います。
鹿児島から沖縄へは約1日
東京から沖縄へは約2日かかります。
今回は津波警報注意報が解除されるまで2日ほどかかりました。
そうすると東京からの海上輸送が4日ほどかかると考える事ができるのではないでしょうか?

那覇空港が使えなくなった事はこれまでも何度もありました。
那覇空港が使用できない際には嘉手納基地に着陸させてもらっていますが
那覇空港が本格的に使えなくなったときの事を検討した事があるのでしょうか?

私は今回の震災を見て普天間基地の辺野古移設がさらに困難になったとおもいます。
日本と沖縄県そして名護市が誘致した(誘致する事はないと思いますが)としてもアメリカ側の「津波対策要望」が強く盛り込まれると思います。

また、米軍が沖縄からすべて撤退していたとしたら
沖縄県における大規模災害に対応するのは自衛隊が中心になりますが
数多くの島を抱える沖縄県に今の規模の自衛隊ではとても足りないでしょう。
人だけではなく沖縄本島と離島とをつなぐ足が必要です。
自衛隊や海上保安庁のヘリコプターだけではとても間に合わないでしょう。
航空機の燃料だってすぐに足りなくなってしまうのではないでしょうか?

米軍は多数の機材を抱え、またそれらが活動できるように独自に燃料を確保しています。
沖縄から米軍がすべて撤退したときに、災害対策として沖縄県独自にそれらの備蓄ができるのでしょうか?

沖縄で大規模な震災が起こらないとは誰も断言できません。
多くの方が忘れてしまった1963年8月17日の「みどり丸沈没事件」(沖縄県公文書館琉球新報報道)のような事がおこってしまったら誰がどのように救助するのでしょうか?

ren4大臣は100年に一度の災害に備える必要はないと言っていましたが、
島々を抱える沖縄県は中核となる沖縄本島の備えをしっかりし、それこそ500年に一度の災害に備えておかなければいけないのではないでしょうか?
東日本の被災者の方々が一人でも多く助かり、一日でも早く日曜生活に戻れるように祈りながら
また、現場でがんばっている自衛隊、警察、消防、レスキュー、また外国からの救助隊やボランティアの方々に感謝をしながら
今後の沖縄の危機管理というものをよ〜く考える必要があると思います。

憲法9条は人命を守ってはくれませんでした。
自衛隊反対・米軍反対を唱えている方は「手助け無用」というのでしょうか?


私は今日も親族の連絡を待っています。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

☆★☆第1回 沖縄戦を考える集いのご案内☆★☆

映画「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男」が国民の共感をよび、全国で大ヒット上映中です。
沖縄戦に於いては、島田叡知事、荒井退蔵警察部長の他にも、県立一中鉄血勤皇隊を導いた篠原保司中尉、積徳高女学徒看護隊を守った小池勇(少佐)軍医、中部戦線で米軍の圧倒的な戦力に怯むことなく勇戦した賀谷與吉中佐等、指導者の鑑となる生き方が沢山あります。また、敵弾を恐れず負傷者の救護に当った比嘉堅昌(中尉)軍医、上原貴美子婦長、数千人の一般住民を米軍兵士に同行し、壕から救い出した米須清一氏等、人命救済に勇敢に行動した気高い生き方は、いつの時代にも語り継ぐべきものです。
ところが、米軍政府・民政府統治時代の宣撫工作や、沖縄返還後の左翼活動家等により行われた、旧軍に対する憎しみを植え付ける平和教育により、史実が歪められた為、沖縄戦の真実を知る者は極わずかとなっています。
精神的に荒廃した昨今は、平時にもかかわらず人命が簡単に奪われるようになってしまいました。国を愛する心は言うに及ばず、道徳心までもが薄らぐ社会となっています。
このような現代に生きる私達は、極限状態の中でも、利他に徹する生き方をした人物に学ぶことにより、郷土と祖国の再生を可能にする行動が出来るようになるものと思います。 これから、沖縄戦を見直す運動を始めましょう。
つきましては、以下の如く、第一回沖縄戦を考える集いを開催致しますので、参加頂きますようにご案内申し上げます。

                 記

講演者:伊藤玲子・・・建て直そう日本女性塾幹事長、「沖縄県平和祈念資料館を糺す」

    :上原正稔・・・ドキュメンタリー作家「赤松・梅澤両氏の汚名を晴らさねば
     沖縄県民は人間としての尊厳を失う」

    :徳永信一・・・パンドラの箱掲載拒否訴訟主任弁護士、「裁判の経過報告」

日時: 3月20日(日曜日) 午後1時30分開場 2時開演
開場:  総合結婚式場・ジュビランス 2階 会議室
宜野湾市野嵩736番地 (宜野湾市役所・市民会館の道向い)
会費:1,000円
主催:沖縄戦を考える会・共催:三善会
問い合せ:070-5536-3868 當山正範・090-9780-7272ニシコリまで




同じカテゴリー(雑記)の記事
3月11日
3月11日(2016-03-11 16:15)


Posted by ヒロシ@tida at 12:32

QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 46人
プロフィール
ヒロシ@tida